9週で稽留流産になるまで(良性突発性頭位めまい症編)

続きです。

 

年末年始はゆっくりすごしたのですが、

仕事始めの2日前くらいから

寝ていて激しい目眩が!

 

頭を傾けると

視界がぐるぐる回るような感じで

 

ネットを調べると

良性突発性頭位めまい症って症状にそっくりでした。

 

寝ている時や寝返りを打った時に

目眩が出やすく、数分たつと収まる感じです。

 

耳石?というものが浮遊することが原因だそうで、そのうち症状はなくなっていくそう。

 

でもぐるぐる目が回るのは気持ちがわるく

寝ている時になるので目がさめて

ゆっくり寝れない、、

 

仕事始めの日も、目眩でよく寝れず

朝は気持ちが悪く、

新年早々から午前休を取って

耳鼻科に行きました。

 

お医者さんの前で

寝たり起きたり、寝返りを打ったりして目眩を発生させ

専用のゴーグルみたいなもので目の動きを録画したところ

ほんとに目がぐるぐる回ってる!!

 

ネットで調べた通り良性突発性頭位めまい症と診断されました。

 

頭を動かすリハビリで

数日で治るとのこと。

 

試してみてね、とリハビリの紙を渡され

2、3日試すとほんとに収まった!

 

その後も何回か目眩再発しましたが

そのたびにリハビリ体操して、

今は特に出ていません!

 

よかったよかった。

 

 

流産とは関係ないけど、

仕事も始まるし、

度重なる不調でメンタル的にきつかった時でした。

 

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リハビリのイラストがシュール

 

 流産編3に続きます。

 

9週で稽留流産になるまで(流産編2)

前回の続きです。

 

流産の診断を受けてから、

流産について無知だった私は

検索魔になりました。

 

流産にもいろいろ段階があり、

お腹に止まったまま亡くなってしまうのが「稽留流産」であること

 

全体の15%くらいが流産してしまい、そのほとんどが赤ちゃん側に原因があること

 

また、流産のほとんどが初期に発生し

俗に9週の壁と呼ばれる事

 

流産後は、手術か自然に排出されるのを待つか。等々

 

その他、たくさんの体験談を読みました。

 

流産がこれほど辛く悲しい事、

私が知らないだけで多くの方が経験されているという事、、全くの無知でした。

 

赤ちゃんの生命力を信じたい気持ちと

絶望的な気持ちと、交互に感じながら

3日後の診断まで、安静に過ごしました。

 

お腹がチクチクするような感覚はありましたが

それ以外で身体に感じる異変はありませんでした。

まだ、何も信じられなかったです。

 

 

この数日間は何も考えないようにと

スイッチを買って桃鉄に明け暮れましたw

 

 

3日後の診断でも

やはり心拍は確認できず、先生から

自然排出と手術の、より具体的なリスクとメリットをお話してくれました。

 

まだこの時は、

自然に出てくるまで待ちたいという気持ちでした。

 

 手術が怖いというのもありましたが

デメリットの方が多く感じたためです。

手術して子宮リセットのため、2回は生理を見送る必要があるとのことでした。

 

まだ、次の妊娠に気持ちが向かっていたわけではありませんが、

この流産の傷が癒るのは、次の妊娠でしかない気がしており

少し焦る気持ちもありました。

 

最終的には手術することになるのですが、

その気持ちの変化はまた別の機会に書きます。

 

 

 

自然排出にしても、まだ出血する気配がないとのことでしたが、

念のため手術の検査もして、この日の診断を終えました。

 

私は、一通り気持ちの整理をして、

この日の診察に挑んだので大丈夫でしたが、

夫は、初めての診察ぶりのエコーでしたので

心臓が止まっている赤ちゃんを見るのがショックだったようで、

病院を出ると泣いていました。

 

なんか、とても申し訳ない気持ちになりました。

辛い思いさせてごめん・・・

 

初めて一緒に行った産婦人科は、その足で母子手帳を貰いにいき

ルンルンで帰ってきたのに、

まさかこんなことになるとは・・・

母子手帳マタニティマークも一回も使われることはなかった

 

一応、お腹の中には赤ちゃんがいるけど、

しばらくは妊婦?なのかよくわからない時間を過ごすことになりました。

 

ナマモノも食べていいんだか悪いんだか

よくわからず、取り敢えず避けてはいたけど・・・

 

コロナだったし、ほぼ外出することなく

ゆっくり年末年始の休みをすごしました。

 

 

この間、特に出血もなく、

ほんとはまだ生きているんじゃないかという感覚にもなりながら、

 

年明けの診察を受けます。

この診察で私の心がポッキリ折れてしまいます。

 

続く。

9週で稽留流産になるまで(流産編)

前回の続きです。

 

8w後半でつわりがだんだん軽くなり

おかしいなと思っていたら

流産していました。

 

9wの検診で

心拍が確認できないと

言われました。

 

 

モニターに映る胎児が

胎児ではなくなってしまった瞬間です。

 

まさに天国から地獄でした。

 

先生はしっかり念入りに診てくれましたが

内診台の私は、呼吸が荒くなり

視界から彩りが消え、気が遠くなりそうでした。

 

 

先生の話では

8w後半〜9wごろまでの大きさになっているから、ここ数日で心拍が止まってしまってたのだろうと。

 

このまま自然に出てくるのをまつのか、手術するのか、朦朧としていてはっきりと覚えてないですがそんな話もしていました。

 

心拍が戻ることはないですか?

 

かろうじて聞けたことはこれだけでした、、

 

 

先生からは難しいでしょう、突然のことで受けいられないと思うから3日にもう一度診てみましょうか、と言われ、改めて心拍確認することになりました。

ご主人と、今後の方針話し合ってみてね、と。

 

 

待合室で

妊婦さんと同じ空間にいることは 

とても辛かったです。

涙を必死に堪えながら会計を済ませ

外に出た瞬間

涙が溢れてきました。

エコー写真を握りしめたまま

近くの広場で号泣してしまいました。

 

 

まだ形もしっかりしてない

会ったこともないお腹の子だけど

確実に自分の中では母性が芽生え

 

行き場の無くした母性が

悲しみとなって襲いかかってくる。

 

12月25日の出来事です。

仕事納めして、お腹の子とゆっくり年越しするつもりが、こんな事になり

世間から取り残されてしまいました。

クリスマスの度に、この悲しい景色を思い出すのかも。

 

夫が仕事を切り上げて

駆けつけてくれました。

 

夫はまだ仕事納めまで数日あったけど

全部休んでくれました。

1人にだったらやばかったかも、、

ほんとに助かりました。

 

つわりがなくなるのは

決して流産の兆候ではないと

ネットでは書いてありましたが

私の場合は流産発覚以降

パッタリとつわりが無くなりました。

 

食べれるものが増えるのは

嬉しいけど、悲しかった、、

 

 

次の心拍確認には夫も一緒に来てもらうことになりました。

赤ちゃんの生命力を信じて、、

 

 

 つづきます。

 

9週で稽留流産になるまで(つわり編)

こんにちは!

今回はつわり編です。

 

私の場合ですが、

突然気持ち悪い!とかは無く

妊娠が判明してからじわじわと食べれるものが減っていったという感じでした。

でもお腹はすぐに空くので食べつわりだったのかも。

しかし食べたいけど何でも言い訳ではない

何が食べれるかわからーーーーん!ってことでコンビニに行って食べれそうなものを

手当たり次第買ってみました。

 

・スティックパン

カリカリ梅

・ポータージュスープ

 

このあたりは食べれた!

でもすぐに飽きるから、その日食べれそうな物を夫に買ってきてもらいました。

 

一方、出汁の効いたおでんや煮物系が無理になってしまった・・・!

暖かい鍋とか、匂いの立つものがダメだったなあ

そういう方多いですよね。

 

あと、匂いでダメだったものは「冷蔵庫の匂い」

 

遠くにいても夫が冷蔵庫を開けたら

プーンと匂いが漂ってきてめちゃめちゃ敏感になっていました。

 

よくつわりの代表例で挙がってくるご飯が炊き上がる匂いは

全然大丈夫でした。

 

人それぞれですね!

そして世の中、匂いに溢れていると実感した期間でもあります。

 

ネットとか見ていると壮絶なつわり期を過ごしている方も多く

私はまだ全然軽い方だったんだと思います。

 

ご飯が美味しく食べれるって幸せですよね。

もう二度と、美味しい食事ができないのではと

謎に絶望を感じていた笑

 

その後、

8週ごろからつわりがなくなり、食べれるものが増えて嬉しー!と喜んでいましたが

この時流産していたのだと、後から気付きます。

 

この話は次に。

続きます。

 

9週で稽留流産になるまで(初めての産婦人科編)

妊娠が判明したのは4w4dでした。

近くの産婦人科を調べると、5w後半から6wに来てくださいということだったので、

5w5dで受診しました!

 

あんまり早く言っても確認できなかったりするんですね。

早すぎて二度手間になったという口コミも見たので、5w後半でみてもらうことに。

 

初めての妊娠ということで

夫も一緒に来てくれました

 

産婦人科に男性も行くって、こっちが居心地悪くなりそうと思いましたが

平日だったのであまり人も多くなく、お互いホッとするw

 

その後何回か産婦人科行ったけど、結構男性も一緒にいる場面を見たから

結構普通だったんだなって、後から感じました。

 

初めての内診台で緊張しながら、

モニターに映る胎嚢をみて、普段反応の薄い夫も「おおお〜」と

嬉しそうにしていました。

 

この時僅かに心拍も確認でき

ピコピコ一生懸命動く心臓に、ああ生きているんだと実感しました。

 

先生からは、

生理日から順当な大きさになっている、

次回予定日を確定するから、

分娩する病院を検討し始めてね

母子手帳ももらいにいってください。

と告げられました。

 

ネットとかみると、こんなに早く母子手帳はに貰いに行ってと言われる事ってあまりなさそうだったので驚きながらも

平日だったのでその足で母子手帳を貰いに行くことに!

 

区役所では、出産後のことまで一通り説明を受けたけど

そんな先の事覚えてられないなと思いつつ

どっさり資料をもらって帰りました。

 

夫は全く聞いてなかっただろう笑

 

なんだかやり遂げたような達成感で

この日は終わり!!

 

つわり編につづきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

9週で稽留流産になるまで(妊娠の判明編)

前回(妊娠初期症状編)の続きです。

 

なんとなく、妊娠したのだろうと

確信はなかったけどそう思っていました。

そろそろ子供が欲しいと思っていたものの、いざ妊娠?!となると正直、心の準備が出来ておらず弱音吐いてたと思います。

夫は、またなんか言ってるわ〜って感じで流される。

 

ふわふわした気持ちで、

ハッキリさせたい様な、させたくない様な、、

 

生理予定日から4日後くらいに

ようやく決心がついて

検査薬を使ってみました!

 

 

ドキドキ待っていると、、

ハッキリと陽性反応!

 

夫は狂喜乱舞!

私はまず仕事の事がよぎってしまい、

会社でどう言われるだろうと、、そんな事を考えてしまいました。

この時から母親失格だったなぁ〜

母親として頼りないから私の元から去ってしまったのかな。

 

でも確実に自分の中では、新しい感情が芽生えていたように思います!

今までに感じたことのない高揚感?!

結婚した時か感じたものと似たやつ!

 

病院に行くまで家族にも言うつもりはなかったけど

翌朝になると、早く伝えたい!と思い

母に電話しました。

 

ドキドキしながら

「妊娠したかも、、」と伝えると

 

「あら!おめでとう!

パパ!赤ちゃんできたって!」

 

早速、電話越しに父に伝えてくれました。

父の「え?!」というびっくりする声も聞こえてきた笑

そりゃびっくりもするよね🤣

 

電話後、母から

嬉しい報告をありがとう🌷、サポートするね

とLINEがあり、

 

自分は不安になっていたけど

皆おめでとうと喜んでくれるんだって

(今考えれば当たり前だけど、

 会社でどう思われてしまうのかって不安な気持ちが強すぎて、めっちゃネガティブになってた)

 

それが素直に嬉しかったです。

 

あぁみんな喜んでくれてたなぁ、、

だから余計に流産したとき

ガッカリさせてしまうのではないかと

報告するのが辛かったです。。

 

次は、初めての産婦人科編です!

9週で稽留流産になるまで(妊娠初期症状編)

はじめての妊娠で流産したこと

徒然なるままに記録していきたいと思います。

 

おなじ境遇で苦しむ方へ

参考になればと思います。

 

ちなみに私は妊娠当時、結婚1年半の30歳です。2020年11月に妊娠判明してから2021年1月に流産手術をするまで記録していきます

 

まずは妊娠初期症状編!

 

《11月下旬》

生理予定日前からこんな症状がありました

①快便!

  生理前は便秘になりやすいので、おや?と思いました!

②オナラがめちゃめちゃ臭い!

  びっくりするくらい臭かったです。

③ダルい、、、

  とにかく身体がだるい🥱生理前も眠くだるいと思うことはあったけど、比べ物にならないくらい!

 

今思えば、これらは初期症状だったのかなーっと。

 

快便なのにオナラがくさいって

不思議だ。

過去イチくさかった

 

続きます