9週で稽留流産になるまで(流産編)

前回の続きです。

 

8w後半でつわりがだんだん軽くなり

おかしいなと思っていたら

流産していました。

 

9wの検診で

心拍が確認できないと

言われました。

 

 

モニターに映る胎児が

胎児ではなくなってしまった瞬間です。

 

まさに天国から地獄でした。

 

先生はしっかり念入りに診てくれましたが

内診台の私は、呼吸が荒くなり

視界から彩りが消え、気が遠くなりそうでした。

 

 

先生の話では

8w後半〜9wごろまでの大きさになっているから、ここ数日で心拍が止まってしまってたのだろうと。

 

このまま自然に出てくるのをまつのか、手術するのか、朦朧としていてはっきりと覚えてないですがそんな話もしていました。

 

心拍が戻ることはないですか?

 

かろうじて聞けたことはこれだけでした、、

 

 

先生からは難しいでしょう、突然のことで受けいられないと思うから3日にもう一度診てみましょうか、と言われ、改めて心拍確認することになりました。

ご主人と、今後の方針話し合ってみてね、と。

 

 

待合室で

妊婦さんと同じ空間にいることは 

とても辛かったです。

涙を必死に堪えながら会計を済ませ

外に出た瞬間

涙が溢れてきました。

エコー写真を握りしめたまま

近くの広場で号泣してしまいました。

 

 

まだ形もしっかりしてない

会ったこともないお腹の子だけど

確実に自分の中では母性が芽生え

 

行き場の無くした母性が

悲しみとなって襲いかかってくる。

 

12月25日の出来事です。

仕事納めして、お腹の子とゆっくり年越しするつもりが、こんな事になり

世間から取り残されてしまいました。

クリスマスの度に、この悲しい景色を思い出すのかも。

 

夫が仕事を切り上げて

駆けつけてくれました。

 

夫はまだ仕事納めまで数日あったけど

全部休んでくれました。

1人にだったらやばかったかも、、

ほんとに助かりました。

 

つわりがなくなるのは

決して流産の兆候ではないと

ネットでは書いてありましたが

私の場合は流産発覚以降

パッタリとつわりが無くなりました。

 

食べれるものが増えるのは

嬉しいけど、悲しかった、、

 

 

次の心拍確認には夫も一緒に来てもらうことになりました。

赤ちゃんの生命力を信じて、、

 

 

 つづきます。