9週で稽留流産になるまで(流産編2)

前回の続きです。

 

流産の診断を受けてから、

流産について無知だった私は

検索魔になりました。

 

流産にもいろいろ段階があり、

お腹に止まったまま亡くなってしまうのが「稽留流産」であること

 

全体の15%くらいが流産してしまい、そのほとんどが赤ちゃん側に原因があること

 

また、流産のほとんどが初期に発生し

俗に9週の壁と呼ばれる事

 

流産後は、手術か自然に排出されるのを待つか。等々

 

その他、たくさんの体験談を読みました。

 

流産がこれほど辛く悲しい事、

私が知らないだけで多くの方が経験されているという事、、全くの無知でした。

 

赤ちゃんの生命力を信じたい気持ちと

絶望的な気持ちと、交互に感じながら

3日後の診断まで、安静に過ごしました。

 

お腹がチクチクするような感覚はありましたが

それ以外で身体に感じる異変はありませんでした。

まだ、何も信じられなかったです。

 

 

この数日間は何も考えないようにと

スイッチを買って桃鉄に明け暮れましたw

 

 

3日後の診断でも

やはり心拍は確認できず、先生から

自然排出と手術の、より具体的なリスクとメリットをお話してくれました。

 

まだこの時は、

自然に出てくるまで待ちたいという気持ちでした。

 

 手術が怖いというのもありましたが

デメリットの方が多く感じたためです。

手術して子宮リセットのため、2回は生理を見送る必要があるとのことでした。

 

まだ、次の妊娠に気持ちが向かっていたわけではありませんが、

この流産の傷が癒るのは、次の妊娠でしかない気がしており

少し焦る気持ちもありました。

 

最終的には手術することになるのですが、

その気持ちの変化はまた別の機会に書きます。

 

 

 

自然排出にしても、まだ出血する気配がないとのことでしたが、

念のため手術の検査もして、この日の診断を終えました。

 

私は、一通り気持ちの整理をして、

この日の診察に挑んだので大丈夫でしたが、

夫は、初めての診察ぶりのエコーでしたので

心臓が止まっている赤ちゃんを見るのがショックだったようで、

病院を出ると泣いていました。

 

なんか、とても申し訳ない気持ちになりました。

辛い思いさせてごめん・・・

 

初めて一緒に行った産婦人科は、その足で母子手帳を貰いにいき

ルンルンで帰ってきたのに、

まさかこんなことになるとは・・・

母子手帳マタニティマークも一回も使われることはなかった

 

一応、お腹の中には赤ちゃんがいるけど、

しばらくは妊婦?なのかよくわからない時間を過ごすことになりました。

 

ナマモノも食べていいんだか悪いんだか

よくわからず、取り敢えず避けてはいたけど・・・

 

コロナだったし、ほぼ外出することなく

ゆっくり年末年始の休みをすごしました。

 

 

この間、特に出血もなく、

ほんとはまだ生きているんじゃないかという感覚にもなりながら、

 

年明けの診察を受けます。

この診察で私の心がポッキリ折れてしまいます。

 

続く。