9週で稽留流産になるまで(術後はじめての生理編)

前回のつづきです。

 

 

1月15日に手術して、それ以降基礎体温を付けていましたが

1月末日から高温期に入ったので、

それくらいに排卵してたのでしょうか。

 

 

なんとなんと、

2月14日に術後初めての生理がきました!

 

ほぼぴったり!!

 

手術後ちょうど1ヶ月、

悲しく辛い時期もありましたが

無事生理がきてホッとしました。

 

手術後はじめての生理は

めちゃめちゃ量が多かったです・・・

 

3日間は日中も夜用ナプキンを使用しないと間に合わないくらい・・

普段は2日目の夜に1回使用するくらいです。

 

そして、かなり眠い。怠い。生理痛はそんなになかったですが

久しぶりの生理はかなりしんどかったです。

 

 

流産してから

精神的に不安定で、仕事も忙しく眠れない期間があり

診療内科でお薬をもらっていたのですが(その話は追々・・・)

生理のおかげか、この期間は自力で深い眠りにつくことができました。

 

 

ただ、2月24日現在、

まだ茶オリが続いています。量は少ないけれど、だらだらと続いてすこし心配。

 

 

生理が始まってから10日が経過しているので

長めの生理になっています。

 

 

また、経過観察して

記録します!

 

9週で稽留流産になるまで(術後編)

 

前回、手動真空吸引法で手術を受けたお話を書きました。

今回は術後の経過について書きたいと思います。

 

 

手術後は子宮に残った出血成分を排出するための

子宮収縮のお薬が出てるので

生理痛のような痛みがあるかもしれないですと、痛み止めを出してもらいました。

 

 

特に私の場合、

子宮が一般的な形と逆方面に反っているせいで

手術で取りきれなかったということで

すこし出血量が増えるかもとのことでした。

 

痛み止めを飲みすぎると血の排出も鈍るそうです。

 

 

手術当日は

手術中、身体が強張ってたせいで

全身筋肉痛になったくらいで

全く痛みなどは感じず

けろっとしてました。

 

それはもう、走り出せそうなくらい!!笑

ありがとう☆手動真空吸引法!

と思っていたのも束の間、

  

実際には、

子宮収縮のお薬を飲み続けること7日ほど、

痛み止めを飲まなきゃやってられないくらい

2日ほどあり、なかなかの出血量でした。

ドロっとした経血ような感じです。

 

出血は手術後、2週間ほど続きました。

 

量は減ってるけど

茶色いおりもののような感じが 

だらだらと続きました。

 

こんなに血が出て大丈夫か?と心配になりましたが

術後2週間後に診察に行った際に

子宮は次の生理の準備してるよ、といわれ

よかったとホッとしましたー

 

手術後から基礎体温を再開してましたが

ちょうどその頃から高温期になったので

排卵の準備ができてたのかな?

 

基礎体温は大切ですね、、

めんどくさくて途切れ途切れだけど

やっぱり続けるのは大切だと改めて実感!

 

先生からも、

1月中旬に手術を受けたので、

早い人で2月中旬に、遅くても下旬には生理くると思うとのこと。

次の妊娠計画は2回生理を見送ってからね、と念押しされました。

 

ちゃんと生理が来ますように。。。

 

次回は、術後初めての生理編です!

 

 

9週で稽留流産になるまで(手動真空吸引で手術編)

今回から手術編です。

 

14時手術でしたので

麻酔の関係上、前日から食事はNG・水分も朝からNGでした。

 

手術体験談も一通り読んだので

イメトレもばっちし!

 

わたしはすっかり

全身麻酔で、気絶したまま手術を終えるのだと思い込んでいましたー!

 

いざ、手術の全処置が始まると点滴を打たれ、

これで意識がすっとぶと思いきや

ただの痛み止め・・・

 

その後、局部麻酔を処置していただき

目の前でどんどん器具が入れられる!

 

え?これが前処置でこのあと麻酔で意識なくなるのか?と混乱の中

どんどん進んでいく。

 

器具がはいってくる不快感。

 

今が手術のどのあたりなのかわかっていない不安。

 

そして赤ちゃんがいなくなるという悲しさから

 

手術台で大号泣していました。

 

 

痛い?と聞いてくれるが

そうじゃないんです!

 

心の中で、手術なんかするんじゃなかったと100回は唱えたw

 

足に力が入り、体が拒絶するので

手術は進まない・・・

先生におしり下げてねと言われても

こわくてできない。

 

今すぐ辞めたい!自然排出待ちます!と喉まで出かけた。

 

後何分でおわるんですか・・・!とは聞いていた気がする。

 

看護師さんに慰められながら

手を握ってもらいながら

なんとか耐えて耐えて耐えて耐えて耐え抜きました。

 

意識が朦朧としていて覚えていませんが、

ジュボジュボと吸引器で吸われて手術が終わりました。

 

その時、私が受けた手術は

皆さんの体験談でよく出てくる搔爬手術とは違うと、気付きました!(遅い!)

 

お医者さんからは丁寧に説明は受けたけど

どんな器具使うとかまでは言っていなかったからわかんなかった・・・

 

明細書には手動真空吸引法と書いてあったので、コレか!と。

後から調べてみると、一番負担の少ない方法だったそう。

 

手術中は悶えまくったけど、

結果、良い方法を選択してくれて、感謝です。

 

 

涙と汗でぐっちょりしながら、ベットに移動し、

点滴で、子宮収縮する薬をいれてもらい

1時間ほど安静に寝ていました。

 

とりあえず体が寒い!そして気持ち悪い!お腹が痛い・・・悲しい。

この4つの感情のループです。

 

寒いのはくすりの影響だそう。

コロナで毛布が貸せないから、ブランケット持ってきてねと口酸っぱく

何回も言われたけど、その通りだった。

 

 

手術を終え、

本当にぐったりでした。

 

次の診察は3日後と2週間後。

 

ちょうどその頃に夫が仕事を早退して

病院まで迎えにきてくれたので

薬をもらって帰宅しました。

 

前日から何も食べていないのでお腹はペコペコ。

悲しくてもお腹が減るのか。

 

 

続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9週で稽留流産になるまで(流産編3)

年末の流産と診断され、

年明け1回目の診察のことです。

 

それまで出血等はなく、身体に感じる不調もありませんでした。

本当は心臓が動いてたりして・・・と何回も思いました(が、結果は虚しく)

 

それまで、自然に排出されるのを待ちたいという気持ちで

過ごしていました。

赤ちゃんがお腹にいたいだけ、いれば良いじゃん、と。

 

でも、なんとなくこの頃から

気持ちが少しずつ前向きに向かっているのに

身体は妊婦のまま時間が止まっていると

心と身体がちぐはぐしているような感じになりました。

 

 

いざ、内診台でお腹の赤ちゃんをみると

胎嚢はおおきくぐにゃんとまがっていて

赤ちゃんも小さく、ぼんやりしていました。

 

このエコー写真を見るまで、まだ自然に出てくるのを待ちたいと思っていましたが、

診察の度にこの映像をみるのはキツイ。

 

心がポッキリ折れました。結構ショックだったな

 

先生からは、まだ出血成分はみられないが

いつ大量出血になるかわからないし、生理痛よりずっと痛くなると思うと告げられ

 

2週間ごとに診察にきて

赤ちゃんの変わり果てた姿を見ることが耐えられず

 

ついに、手術することに決心しました。

 

10日後に手術の予約をして、帰宅しました。

 

しかしその翌日くらいから

徐々に出血が始まったのです。

 

うっすらピンクに染まるくらいで、

1月の3連休という事もあり病院もお休みだったので

とりあえず様子見としました。

 

 

あまり様子は変わらなかったですが、

連休明けに病院に電話すると、

これから大量出血になって、びっくりするかもしれないから

手術を早めましょうということになりました。

 

その週の金曜日に予約し

会社もお休みさせてもらい、

いざ手術です!

 

これがまた想像と違って・・・

またもや私の心はボキボキになりますw

次回から手術編となります。

 

 

 

9週で稽留流産になるまで(良性突発性頭位めまい症編)

続きです。

 

年末年始はゆっくりすごしたのですが、

仕事始めの2日前くらいから

寝ていて激しい目眩が!

 

頭を傾けると

視界がぐるぐる回るような感じで

 

ネットを調べると

良性突発性頭位めまい症って症状にそっくりでした。

 

寝ている時や寝返りを打った時に

目眩が出やすく、数分たつと収まる感じです。

 

耳石?というものが浮遊することが原因だそうで、そのうち症状はなくなっていくそう。

 

でもぐるぐる目が回るのは気持ちがわるく

寝ている時になるので目がさめて

ゆっくり寝れない、、

 

仕事始めの日も、目眩でよく寝れず

朝は気持ちが悪く、

新年早々から午前休を取って

耳鼻科に行きました。

 

お医者さんの前で

寝たり起きたり、寝返りを打ったりして目眩を発生させ

専用のゴーグルみたいなもので目の動きを録画したところ

ほんとに目がぐるぐる回ってる!!

 

ネットで調べた通り良性突発性頭位めまい症と診断されました。

 

頭を動かすリハビリで

数日で治るとのこと。

 

試してみてね、とリハビリの紙を渡され

2、3日試すとほんとに収まった!

 

その後も何回か目眩再発しましたが

そのたびにリハビリ体操して、

今は特に出ていません!

 

よかったよかった。

 

 

流産とは関係ないけど、

仕事も始まるし、

度重なる不調でメンタル的にきつかった時でした。

 

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リハビリのイラストがシュール

 

 流産編3に続きます。

 

9週で稽留流産になるまで(流産編2)

前回の続きです。

 

流産の診断を受けてから、

流産について無知だった私は

検索魔になりました。

 

流産にもいろいろ段階があり、

お腹に止まったまま亡くなってしまうのが「稽留流産」であること

 

全体の15%くらいが流産してしまい、そのほとんどが赤ちゃん側に原因があること

 

また、流産のほとんどが初期に発生し

俗に9週の壁と呼ばれる事

 

流産後は、手術か自然に排出されるのを待つか。等々

 

その他、たくさんの体験談を読みました。

 

流産がこれほど辛く悲しい事、

私が知らないだけで多くの方が経験されているという事、、全くの無知でした。

 

赤ちゃんの生命力を信じたい気持ちと

絶望的な気持ちと、交互に感じながら

3日後の診断まで、安静に過ごしました。

 

お腹がチクチクするような感覚はありましたが

それ以外で身体に感じる異変はありませんでした。

まだ、何も信じられなかったです。

 

 

この数日間は何も考えないようにと

スイッチを買って桃鉄に明け暮れましたw

 

 

3日後の診断でも

やはり心拍は確認できず、先生から

自然排出と手術の、より具体的なリスクとメリットをお話してくれました。

 

まだこの時は、

自然に出てくるまで待ちたいという気持ちでした。

 

 手術が怖いというのもありましたが

デメリットの方が多く感じたためです。

手術して子宮リセットのため、2回は生理を見送る必要があるとのことでした。

 

まだ、次の妊娠に気持ちが向かっていたわけではありませんが、

この流産の傷が癒るのは、次の妊娠でしかない気がしており

少し焦る気持ちもありました。

 

最終的には手術することになるのですが、

その気持ちの変化はまた別の機会に書きます。

 

 

 

自然排出にしても、まだ出血する気配がないとのことでしたが、

念のため手術の検査もして、この日の診断を終えました。

 

私は、一通り気持ちの整理をして、

この日の診察に挑んだので大丈夫でしたが、

夫は、初めての診察ぶりのエコーでしたので

心臓が止まっている赤ちゃんを見るのがショックだったようで、

病院を出ると泣いていました。

 

なんか、とても申し訳ない気持ちになりました。

辛い思いさせてごめん・・・

 

初めて一緒に行った産婦人科は、その足で母子手帳を貰いにいき

ルンルンで帰ってきたのに、

まさかこんなことになるとは・・・

母子手帳マタニティマークも一回も使われることはなかった

 

一応、お腹の中には赤ちゃんがいるけど、

しばらくは妊婦?なのかよくわからない時間を過ごすことになりました。

 

ナマモノも食べていいんだか悪いんだか

よくわからず、取り敢えず避けてはいたけど・・・

 

コロナだったし、ほぼ外出することなく

ゆっくり年末年始の休みをすごしました。

 

 

この間、特に出血もなく、

ほんとはまだ生きているんじゃないかという感覚にもなりながら、

 

年明けの診察を受けます。

この診察で私の心がポッキリ折れてしまいます。

 

続く。

9週で稽留流産になるまで(流産編)

前回の続きです。

 

8w後半でつわりがだんだん軽くなり

おかしいなと思っていたら

流産していました。

 

9wの検診で

心拍が確認できないと

言われました。

 

 

モニターに映る胎児が

胎児ではなくなってしまった瞬間です。

 

まさに天国から地獄でした。

 

先生はしっかり念入りに診てくれましたが

内診台の私は、呼吸が荒くなり

視界から彩りが消え、気が遠くなりそうでした。

 

 

先生の話では

8w後半〜9wごろまでの大きさになっているから、ここ数日で心拍が止まってしまってたのだろうと。

 

このまま自然に出てくるのをまつのか、手術するのか、朦朧としていてはっきりと覚えてないですがそんな話もしていました。

 

心拍が戻ることはないですか?

 

かろうじて聞けたことはこれだけでした、、

 

 

先生からは難しいでしょう、突然のことで受けいられないと思うから3日にもう一度診てみましょうか、と言われ、改めて心拍確認することになりました。

ご主人と、今後の方針話し合ってみてね、と。

 

 

待合室で

妊婦さんと同じ空間にいることは 

とても辛かったです。

涙を必死に堪えながら会計を済ませ

外に出た瞬間

涙が溢れてきました。

エコー写真を握りしめたまま

近くの広場で号泣してしまいました。

 

 

まだ形もしっかりしてない

会ったこともないお腹の子だけど

確実に自分の中では母性が芽生え

 

行き場の無くした母性が

悲しみとなって襲いかかってくる。

 

12月25日の出来事です。

仕事納めして、お腹の子とゆっくり年越しするつもりが、こんな事になり

世間から取り残されてしまいました。

クリスマスの度に、この悲しい景色を思い出すのかも。

 

夫が仕事を切り上げて

駆けつけてくれました。

 

夫はまだ仕事納めまで数日あったけど

全部休んでくれました。

1人にだったらやばかったかも、、

ほんとに助かりました。

 

つわりがなくなるのは

決して流産の兆候ではないと

ネットでは書いてありましたが

私の場合は流産発覚以降

パッタリとつわりが無くなりました。

 

食べれるものが増えるのは

嬉しいけど、悲しかった、、

 

 

次の心拍確認には夫も一緒に来てもらうことになりました。

赤ちゃんの生命力を信じて、、

 

 

 つづきます。